2019年07月29日
お知らせ
7月20日 ラフレヴィータ板橋若木のオープニングセレモニーが催行されました。
地元の内田区議も参加していただきまして、大変にぎやかに行われました。
当日の私のスピーチもここに載せておきます。参加していただいた方々に本当に
感謝いたします。
社長挨拶
本日は、当社が初めて都内に開設する「ラフレヴィータ板橋若木」のオープニングセレモニーにお越しいただきまして誠にありがとうございます。 このたび、この板橋区若木に特定施設入居者生活介護、介護付き有料老人ホーム「ラフレヴィータ板橋若木」が8月1日にオープンいたします。この地が弊社初の都内における特定施設の運営になったことに特別なご縁を感じております。この若木という地区は、昭和33年に創立された若木小学校が名前の由来だそうです。くしくも私が生まれた年と同じ年に誕生した若木という土地が、私たちが生み出したこの施設が設立される場所になりました。この若木という地名が示すとおり、この生まれたばかりの施設が、小学生がすくすくと育つがごとく順調に成長していってもらいたいと思っております。弊社がこのたび創設する「ラフレヴィータ」ブランドは、フランス語のラフレシール(生き生きとした)とイタリア語のヴィータ(人生)の造語です。ここで過ごすご老人の方々に、これからも生き生きとした人生をおくって欲しいとの意味をこめて銘銘いたしました。この若木という地名はまさにこのブランドをスタートする地としてふさわしい地名であると思っております。
この若木3丁目は、ご覧になってわかるとおりこの一帯でもっとも高い土地になっております。屋上から見回すと新宿、池袋のビル街、そして天気が悪くなければ、はるか富士山まで遠く望むことができます。私がこの土地を老人ホームとして適地であると判断したのは、高台にあるこの地が、必ず地盤が良いであろうと思ったからです。首都圏には、残念ながら遠からず直下型の地震が起こることが予想されております。その緊急事態にもこの建物は耐えられるよう設計し、弊社自らが施工しております。その構造と設備に弊社は特に自信を持っております。緊急時にライフラインを維持できるように工夫をこらしました。おそらくこの施設は、緊急時には周辺の住民の方々にも少なからず安心を与えることができる拠点になると思っております。
弊社は、10年前に創業いたしました。株式会社アーバンーハウジングという会社から分社しました。私がこの会社を創業し介護施設の開発と運営を志したのには理由があります。私自身が母親の介護体験を通じて苦労したということです。当時、母親は認知症でした。そして、当時は施設の数が少なく、受け入れてくれる施設が少なかったのです。受け入れてくれる施設を見つけるまで大変な思いをしました。そして、病状が進んで、看取り状態になったときも受け入れてくれる施設、あるいは病院が少なく、見つけるのにとても苦労しました。こういった苦労をできるだけ他の人にかけさせたくありません。そういったことをきっかけにし、この事業を専業にしようと思い立ち、専門の会社を立ち上げたのが今の弊社株式会社アーバンアーキテックです。最初は、ただ施設を開発し建築することからスタートし、やがて運営を手がけ、今では、「ご長寿くらぶ」として関東各県に70施設の運営を行っております。
「ご長寿くらぶ」は、郊外型であり、ローコストマネジメントが基本です。十分なサービスと食事は提供しますが、一定水準以上のサービスと食事、環境を必要とするニーズには応えられませんでした。そこで今回開発したのが、都市型高級老人ホームブランド「ラフレヴィータ」です。この施設の特徴は、まず医療対応が可能な点です。看護士が常駐し、医療ニーズにも一定程度応えられます。そしてもうひとつの特徴が介護力の高さです。施設長の坂田は、介護学校の教師の経験があります。介護士を教育し育ててきた坂田が自ら長となり介護サービスを提供します。この介護サービスのレベルの高さがこの施設の最大の特徴になります。また当施設には、最新の設備である眠りセンサーを導入し、レベルの高い介護サービスを提供する設備も充実しております。そしてこだわったのが、食事の美味しさです。この施設では、数々の有名高級老人ホームに食事を提供している「株式会社レオック」が食事の提供を担当しております。やはりご老人の一番の楽しみは、食事です。誰もが満足できる美味しい食事の提供をする。これがこの「ラフレヴィータ」ブランドのコンセプトのひとつにもなっています。
この板橋区若木という土地に弊社初の「ラフレヴィータ」ブランドの施設が立ち上がったことに大きな喜びを抱いております。この地で誕生したこのブランドが都内各所に展開されることを望んでおります。そしてすこしでも多くの質の良い介護サービスを望む方々にサービスを提供できることを願っております。そのためにもここ「ラフレヴィータ板橋若木」がお客様に指示されるような高級型老人ホームになるように、弊社として一層の努力を重ねていく所存です。どうかご臨席の皆様のお力添えをお願い申し上げます。
最後になりましたが、この「ラフレヴィータ板橋若木」の開設に当たりまして、多大なお力添えをいただき資金面でご支援をいただいた、千葉銀行柏支店様、そして千葉銀行とシンジケートを組んでいただいた各金融機関の方々に感謝申し上げます。そして設計を担当して最後まで監理していただいたセット設計の皆様、建築に当たって特にご苦労をおかけした桜井所長、そして弊社の建築スタッフ磯辺主任と谷古宇君、 島田主任に感謝したいと思います。このプロジェクトは、現場スタッフの並々ならぬ苦労なしでは、完成できませんでした。
そして、建設に際してご理解を頂いた地元住民の方々に感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。